通信制高校で、バンドデビューが俺の夢

中学生の時に、楽器屋で初めてアコスティックギターに触れた時から、俺の人生は大きく変化してしまった。

小遣いをため、やっと本物を手にした時の感激は今でも忘れない。

やがて、高校に入り、隠れてバイトをしてフェンダーの白のストラトキャスターを買いに行った時の興奮と言ったら彼女との初デート以上の高ぶりだった。

仲間とバンドを組み、いろんなバンドのコピーに明け暮れた。

学校の勉強なんてするわけがない。当然、成績は急降下・・赤点、追試、留年・・

バンドデビューを夢見て、バンド仲間と揃って高校中退・・・バイトと練習の毎日だった。

そして、中退後、半年が過ぎ、ライブハウスにも出入りするようになった。

初ライブでの演奏は興奮以上に緊張で、なにがなんだかわからないまま終焉した。

楽屋で支配人が「高校中退って、中途半端なヤツラだ。そんなヤツはバンドも中途半端のままで止めるんだろ?」って言われたことが、俺たちの心にグサリと突き刺さった。

夜中の帰り道、歩きながらボーカルが「高校行くか?」とぼそりと言った。ドラムは「今更、恥ずかしくって学校なんかに行けるかよ」と強がった。

駅が見えるころには、通信制高校なら、バントとバイトしながらでも高卒資格が得られる、との結論になった。

今では、バイトしてバンド練習して、みんなで一緒に集まり勉強をしている。以前より充実した毎日になった、と感じている。

あのライブハウスの支配人は、ちょこちょこ俺たちの出番を増やしてくれるようになった。

バイトしながら夢を追うためには通信制高校はもってこいの方法だと思っている。自分の自由な時間と高卒資格を手に入れたい人は、こちらを参照してみてくれ。